今日の英文契約書一言

【2017年1月10日更新】

ある中小企業から契約書の添削を依頼されました。

契約書は英語・中国語・日本語の3言語で作成されていましたが、

それぞれの内容が同一ではなく、トラブルが起きた場合に、

何を以て協議するのか十分に認識されていないようでした。

このように各言語における契約書の内容が不一致であることは

決して珍しいことではありません。

単なる翻訳ミスが原因である他、協議を繰り返す過程で、

一部の言語は変更したものの、一方の契約分は変更をしなかった

というような連絡ミスによるものなどがあります。

このような誤りを防止するためには、

専門家に最終確認を依頼するのも一つの方法です。


【2017年2月7日更新】

”Bench”という単語は一般的には、公園の”ベンチ”ですが、

英文契約書で使われている場合は、Bench Trial のように、

裁判官裁判を指します。

他方、陪審裁判は、Jury Trialと翻訳されます。

英文契約書で裁判条項まで規定している場合がありますが、

その真意を確認することが重要です。


【2017年3月21日】

複数の言語で作成された契約書の場合、

一般的には、契約書に優先される言語を明記しておきまあすが、

優先される言語の記載がなく、かつ契約内容が不一致であると

紛争解決は困難を極めます。

重要な契約書では、社内作業に加えて、

専門家に翻訳が正しいことを認証してもらう等の手続きも

検討されては如何でしょうか。 

 

【2017年11月8日更新】

多忙なためにブログの更新が滞ています。

気が付けば前回の更新より半年以上が経過してしまいました。

今後は徐々に挽回できるよう努めてまいる所存です。

 

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