外国人観光客に日本の食品をお土産に買ってもらう方法

 ロシア文字で書かれたチョコレート

先日、友人より海外旅行のお土産としてチョコレートを

いただきました。

すぐにチョコレートと判ったのは、パッケージの写真からです。

ところが商品名やブランドは全てキリル文字(ロシア文字)

のため、一般の日本人は文字からはチョコレートである

ことすら判りません。

箱の裏側には少なくても英語程度は表記していると考えましたが、

書いてあったのは、ウズベキスタン語とキルギスタン語でした。

キリル文字が判る程度の語学力で判ったことは、このチョコレートが

オランダのある大手お菓子メーカーのライセンスで製造されたもの

であることくらいです。

チョコレートの中に何か判らない白い物が入っていましたが、

食しても結局はそれが何なのか判りませんでした。

外国人にも食物アレルギーは多い

 ある外国人の友人のお子さんは、食物アレルギーが

有るため、母国では食品の成分表示を必ず確認してから

購入するそうです。

彼女は多少は日本語も判るのですが、カタカナと漢字の

混じった日本語で書かれた食品表示は良くわからないそうです。

お土産として買いたいお菓子や加工品がたくさん有るそうですが、

不安で買えないとのことです。

イスラム教徒の観光客

 最近、マレーシアやインドネシアからの観光客が急増しています。

彼らの多くはイスラム教徒ですので、酒類や豚肉はご法度です。

ですから、リキュールの入ったスイーツ、酒麹が含まれる食品、

豚肉由来の油脂の入ったお菓子、みりんを使った惣菜などを食しません。

 近年では、イスラム教徒の観光客の為に、空港で売られている食品の

一部には、日本のハラール認証マークが付いています。

ベジタリアンの観光客は日本で何を食べるか

 知り合いの外国人がベジタリアンであることを知っていましたので

日本で一緒に食事をするときはとても注意します。

彼の場合、ヘルシー志向の菜食主義者ではなく、宗教的な規律だそうです。

ある日、日本食が食べたいと告げられたのですが、

当然、すき焼き、海老天ぷら、とんかつ、マグロ寿司等は

食べることができません。

特に彼の場合は、ハマグリ、鰹節、にぼしなどで採ったダシを含む

料理も食べくことができません。

外国人観光客は日本食品のお土産をもっと買いたがっている

 日本の食品表示は年々厳格になってきています。

ところが、日本語が判らない外国人観光客にとっては、

日本人がキリル文字が判らないように、日本語の食品表示を見ても、

それに何が含まれているのか全く判らない場合が多くあります。

お土産にお菓子などを買いたいのだけれど、

不安で買えないという声を多く耳にします。

観光立国を目指す日本が、「おもてなし」と訴えるのであれば、

重要な成分だけでも外国語による食品表示をしたほうが良い物が

多くあるのではないでしょうか。

食品表示の翻訳

 弊所では外国人旅行者に安心して日本のお菓子や食品を

お土産として買っていただけるよう、食品表示を英語、韓国語、中国語

に翻訳いたします。

 食品表示に関する制度には、JAS法、食品衛生法、米トレーサビリティー法、

健康増進法、景品表示法等、多くの法律で厳格に規制されていますが、

他方、外国人観光客にはフレンドリーではないのが現状で、

販売の機会損失も多いのではないでしょうか。

お見積り依頼等、お気軽にご相談ください。

加工食品のラベル翻訳

弊所では、加工食品の輸出コンサルティングを行っています。

外国代理店契約書の作成から、輸入規制の調査、製品登録、

現地ライセンスの確認等まで、

貿易業務を総合的にアドバイスさせていただきます。

もちろん、成分表記、カロリー表記、アレルゲン表記等の

食品ラベルの翻訳も行っております。

食品の輸出に関しては、各国特有の規制が存在しますので、

細心の注意が必要です。

初回のご相談は無料ですので、食品輸出に不安を感じた場合は、

お気軽にご相談ください。

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